楽天市場の店舗運営において、「お客様の備考欄」はとても重要な情報源です。ギフト対応、配達日時の指定、名入れの依頼など、購入者の希望が詰まっているこの欄ですが、「注文確認後に修正したい」「誤入力の内容を変更したい」と思う場面も少なくありません。
本記事では、楽天市場における注文確認画面の備考欄をどのように編集・修正できるのか、RMS(Rakuten Merchant Server)を使った操作方法や注意点を詳しく解説します。店舗運営初心者の方からベテランスタッフまで、日々の業務効率化に役立つ内容をまとめました。

備考欄を編集しようとした時に「あれ?どこだっけ?」となりましたので、備忘録的に本ページを作成することを決めました。
楽天市場の注文確認画面の備考欄とは
楽天市場の「備考欄」は、購入者が注文時に店舗へ伝えたい内容を自由に記載できる入力欄です。
たとえば、以下のような内容が記載されることが多いです。
- 「誕生日用のラッピングをお願いします」
- 「明日の午前中に届けてほしい」
- 「熨斗(のし)をつけてください」
- 「納品書を同封しないでください」
このように、顧客のニーズや特別な要望を直接的に受け取る場所が備考欄であるため、店舗側にとっても確認・対応が欠かせません。
楽天市場の注文確認画面の備考欄はどこにある?
楽天市場で何か商品を購入する時に注文を確定する一段階前に注文確認画面があります。
どのECサイトでも注文確認は必ずあり、法律で決まっています。
楽天市場では、下記のページです。


スマートフォン版かごの「買い物STEP3」にあたります。
RMSでの編集方法
RMS >> 店舗設定 >> 7 基本情報設定 >> 2 その他設定の「注文フォームカスタマイズ」


「新規登録する」から備考欄の登録ができます。

最大10個まで登録できます。

備考欄は何に使えるか
- 配送に関するご要望
配送時の細かいご要望は個別に聞く必要がありますので、備考欄を利用することが多いです。
例えば、宅配ボックスに入れてほしい、玄関前においてほしい、などです。 - ギフトに関するご要望
楽天市場はギフトがとても強いモールですが、設定項目などはそこまで多く用意されていないため、備考欄に詳細を記入してもらうパターンが非常に多いです。
ギフトができる商品の場合は備考欄を利用することが多くなっています。 - ユーザーからのご要望
ユーザーからの感想を注文時に書いてもらう方法として備考欄を利用します。あとでメールで個別に送る必要がなくなるので、便利ではあります。
備考欄のメリット・デメリット
備考欄のメリット
- ユーザーから細かなご要望を聞ける
- ギフトの詳細が聞ける
備考欄のデメリット
- 画面の下の方に位置しているので、見逃されがち
商品オプションと併用すべし
楽天市場の便利な機能として「商品オプション」があります。
楽天市場の商品オプションとは、商品を購入する際に、お客様が希望する仕様や内容を選択できる項目を指します。たとえば、以下のようなバリエーションです。
- 色やサイズ(例:赤/青、M/Lなど)
- 名入れや刻印の有無
- ギフト包装の希望有無
- セット内容の選択(例:単品/2個セット など)
これらのオプションを設定することで、お客様は自分に合った商品をスムーズに選べるようになります。
セレクトボックス、チェックボックス、フリーテキストと3タイプあり、かなり自由に設定できます。
商品オプションだけで完結できる場合もあれば、商品オプションと備考欄を代用する場合もあり、ユーザーに聞く内容によって自由にカスタマイズできます。
まとめ
楽天市場における注文確認画面の備考欄をどのように編集・修正できるのか解説しました。
備考欄だけでなく商品オプションも併用することで、ユーザーにとっても利便性が良くなって顧客満足度が上がること間違いナシ!
私も忘れることがよくあるので、忘れた時は是非このページを見返してください。


本記事の著者
フリーランス。事業会社で6年ECに従事して独立。複数のご支援に参画中。得意分野は楽天市場やYahoo!ショッピングの運営全般、広告運用、自社サイトのCRMです。経営管理修士号(兵庫県立大学大学院経営研究科)/D2Cエキスパート検定1級/日本漢字能力検定準1級。自身でもamazonを運営中。