ストアクリエイターProのバリエーション設定を実際に使ってみた!他の商品とのひも付け機能と個別商品のバリエーション設定との違いも解説!

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フリーランス。事業会社で6年ECに従事して独立。複数のご支援に参画中。得意分野は楽天市場やYahoo!ショッピングの運営全般、広告運用、自社サイトのCRMです。経営管理修士号(兵庫県立大学大学院経営研究科)/D2Cエキスパート検定1級/日本漢字能力検定準1級。自身でもamazonを運営中。

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Yahoo!ショッピングの管理画面のストアクリエイターProに新しい機能が実装されました。それは「バリエーション設定」です。

実際に使ってみて…、とっても便利な機能でした。

「個別商品のバリエーション設定」と「他の商品とのひも付け機能」を含めて、バリエーション設定について解説させていただきます。

バリエーション設定とは

Yahoo!ショッピングでは、「他の商品とのひも付け」に加えて「個別商品のバリエーション設定」を合わせて「バリエーション設定」と呼んでいます。

他の商品とのひも付け機能は2024年12月から提供開始し、個別商品のバリエーション設定は2025年春ごろ提供開始されます。

他の商品とのひも付け機能とは

他の商品とのひも付け機能とは、ストアクリエイターProには下記と記載されています。

複数の商品に同一のグルーピングIDを付与してグルーピングすることで、商品ページ上でバリエーションとして表示し、回遊を促します。

個別商品のバリエーション設定

個別商品のバリエーション設定とは、ひとつの商品の中にバリエーションを作成することです。

ストアクリエイターProには下記と記載されています。

一つの商品に対して、色やサイズ、またその組み合わせなどのパターンを個別商品として設定できます。
また、個別商品ごとに価格を設定できます。

他の商品とのひも付け機能の注意点

ただし、グルーピングできる商品は同一カテゴリ、同一のスペック項目が付与されている商品に限ります。

他の商品とのひも付けを設定した場合は、商品ページ上に表示されているYahoo!ショッピング
提供のバリエーションは表示されなくなります。

他の商品とのひも付け機能で設定したバリエーションはストアエディタのプレビューには表示されません。反映後に商品ページでご確認ください。

2つ目については2025年春ごろに提供開始される「個別商品のバリエーション設定」にて併用が可能になります。

他の商品とのひも付け機能と個別商品のバリエーション設定の違い

Yahoo!ショッピング、ストアクリエイターProのマニュアルを簡単にまとめると下記です。

  • バリエーションに価格の差があるのかないのか
    価格差がある商品は「他の商品とのひも付け」、価格差がない商品は「個別商品のバリエーション設定」

もう一つ、重要な視点があります。それは検索面です。

  • 商品として1つにまとまっても良いのなら「個別商品のバリエーション設定」、まとめたくないなら「他の商品とのひも付け」

他の商品とのひも付けは別の商品を紐づけるので、検索面にはその商品分出ます。しかし、個別商品のバリエーション設定をすると1つの商品ページにまとまってしまうので、検索面には1つしか出なくなります。

私個人的には、単品商品は「個別商品のバリエーション設定」、セット商品は「他の商品とのひも付け」で良いのではないかと考えております。

他の商品とのひも付け機能に適した設定

実際に私がクライアント様に設定した事例です。

バリエーション2

  • ギフト3種セット
  • ギフト5種セット

※価格は違いました。

こういった価格差がある商品については

バリエーション1

  • A味の3個セット
  • A味2点セット・B味の計3点セット
  • B味2点セット・C味の計3点セット
  • A味・B味・C味の3種セット

※価格は同じでした。

価格が同じ場合でもこのようなセット商品の場合は個別商品のバリエーション設定ではなく、他の商品とのひも付けの方がわかりやすいと思います。

こういった個別商品のバリエーション設定では設定しずらい、もしくはユーザーを勘違いさせてしまうような設定では、他の商品とのひも付け機能を利用した方が良さそうです。

A味とB味とC味の単品は個別商品のバリエーション設定で行います。

他の商品とのひも付け機能の効果

一番大きい効果は「回遊性」が高まることです。先ほどの事例ですとA味3個セットの他の商品とのひも付けとしてA味・B味・C味の3種セットがあればそちらも見に行って回遊性が高まります。

他の商品とのひも付け機能のデメリット

「ダウンセル」になる懸念があります。安い商品に流れてしまうかもしれないということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

バリエーション設定は絶対に実施した方が良い施策です。

また、商材によってうまく使い分けることで、お客様にとってわかりやすく、売上アップにも繋がる可能性があります。

貴社の商材に合わせて是非設定してみてください。

もし設定がわからない場合は私が設定代行しますので、お問い合わせください。

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