EC運営代行のお仕事は取り方がたくさんありますが、一番メジャーな取り方がクラウドワークスで取ることではないでしょうか。クラウドワークスで取っている方がいれば共感していただける部分もあるのではないかと思います。今回はクラウドワークスの単価について体験談を交えてご紹介します。
【体験談】楽天市場1店舗1ヶ月3万円で受注した体験談
なかなか受注できずクラウドワークスを始めて1ヶ月経った頃。ようやく1件受注できることに。しかも楽天市場1店舗3万円(税別)を2店舗、合計6万円(税別)というではないか。意気揚々と承諾し、サポートに入った。
しかし、新規の提案やら、その新規提案の実行、イベント準備、季節ものの準備やら諸々で工数が増えていく…。しかも、ディレクターの指示が雑で、一手間も二手間もかかってしまう。
2店舗分で月額6万円だから、時給2,000円で30時間、時給1,500円で40時間。時給1,000円で60時間という換算になるわけだが、60時間は超えていく。
最初は気持ちは笑顔で受けていたが、どんどん疲弊していく。
60時間を超えたあたりから時給が1,000円を下回ったことを認識し、モチベーションも保てなくなる。
その結果、1ヶ月で契約を終了にしてもらうことに。
終了を伝えてから最終日まで、これでもかっていうくらいの作業が入れられました。メルマガ、イベント準備、次月の新しい施策の準備など…。
なんと、最終日12時に、本日16時までに、LINE3通分、メルマガ2通分を作成してほしいと言われ、さすがに16時は無理です、夜にしてほしいと返事。コピペコピペで夜に1時間でつくりました。
普通に非常識というか仕事ができないディレクターの下につくと本当に疲弊します。私ならこんなことしないです。
この会社とは仕事をしないと決めました。
体験から学んだ!クラウドワークスで仕事を取る時のコツ
クラウドワークスは単価が安すぎる
クラウドワークスに掲載されている仕事を見てみると単価は低めです。
| お仕事 | 単価 |
|---|---|
| ECサイト運営代行 | 1,000円~1,500円 ※税込・手数料込 |
| ECサイトコンサルティング | 3万円~10万円 ※手数料込 |
| 商品登録 | 10円~5万円 ※税込・手数料込※商品数による |
クラウドワークスの単価が低い要因はたくさんありますが、いくつか共有します。
下請けだから
クラウドワークスの案件の多くは、クライアントから仕事を受けて、その仕事をさらに卸した仕事です。1次受けがいくらかを中抜きしているため、クラウドワークスでは安い単価になります。
最下流の業務
PMやディレクターのような上流のお仕事は単価が高いですが、現場という最下流のお仕事は単価が低くなります。
元請けが受けている金額がそもそも低い
クライアントから仕事を受けてクラウドワークスに卸されてくるわけですが、そもそも受けている金額が低いということが考えられます。
あまりお金のないもしくはお金を節約したい発注者が多い
運営代行を依頼するとしても安く済ませたいというのが企業の本音。クラウドワークスは相場が低いので、もってこいです。
転売ヤーのお店など個人規模が多い
企業規模での案件もありますが、クラウドワークスでは個人規模での案件が多いです。そのため単価は安くなりがちです。
クラウドワークスに向いているのは副業・単発・隙間・実績づくり
クラウドワークスで案件をとるのに向いているのはこのような方です。
これまではフリーランスがクラウドワークスで案件を取るのには否定的ですが、副業として隙間時間で取り組むのには肯定的です。
フリーランスもコアな時間は単価の高いものに取り組み、夜や休日など空いた時間はクラウドワークスなどで案件を獲得して取り組んでも良いでしょう。
さいごに
フリーランスの方がクラウドワークスで仕事を取るのは単価の関係でおすすめしませんが、副業として、単発の仕事として、隙間時間の仕事として、実績づくりとしては非常に向いていると言えます。このような方はまずはクラウドワークスで案件を獲得してから、フリーランス専用のサイトに登録したり、自分で案件を獲得しにいったりして、より上流に進んでいかれることをおすすめします。


本記事の著者
フリーランス。事業会社で6年ECに従事して独立。複数のご支援に参画中。得意分野は楽天市場やYahoo!ショッピングの運営全般、広告運用、自社サイトのCRMです。経営管理修士号(兵庫県立大学大学院経営研究科)/D2Cエキスパート検定1級/日本漢字能力検定準1級。自身でもamazonを運営中。